地域密着型特別養護老人ホーム・短期入所生活介護「第二幸楽荘」
スタッフブログ 仕事のはなし、趣味のはなし、恋のはなしもあるかも。
 

平成21年のスタッフブログ


■はじめまして(主任のブログ)
2009/1/18
まず初めてということで、自己紹介をしたいと思います。
介護主任をさせて頂いてます「川村昌子」と申します。下の名前は「しょうこ」と読みます。
なかなか「しょうこ」と読んでもらえないのが小さい頃からの悩み(?)です。でも名前は気に入っています。(^^)

介護の世界に足を踏み入れてから14年経ちますが、主任という役職は初めてなものですから皆さんに不快な思いやご迷惑をかけていることと思います。なにか不手際などありましたら遠慮なく言って下さい。
自分なりに精一杯させて頂きますのでよろしくお願いします。
 
第二幸楽荘がオープンして半年が経ちました。手探りながらも職員一同誠心誠意努めております。
第二幸楽荘は【老人ホーム】です。【老人ホーム】と言えぱ【施設】です。ですが私たちは、
如何に施設っぽさを出さないか...それを目指しています。
ここに住んでみえる方々にとっては、ここが毎日生活する場所になる訳です。家庭の雰囲気を出し、
心豊かに笑顔で過ごせる...そんな温かい場所になればと思っています。
 
そこでまず入居されている方々を私たちは「利用者」ではなく「住人さん」とお呼びしています。
「施設を利用している人」ではなく、「ここで暮らしている人」という認識を持ち、
私たち職員の意識も変えていこうという思いからです。
 
住人さん個々の【その方らしい生活・暮らし】を目指し、住人さんはもとよりご家族の方にも 
「ここに来て良かった」そう思って頂けるように職員一同、手と手を取り合って一歩ずつ進んでまいります。
目標にはまだまだほど遠い部分もたくさんあります。ですが私たちは皆同じ思いです。
少しずつでも確実に進んでいけるよう頑張りますので温かく見守って頂ければ幸いです。
 
でも私達がどんなに頑張ってもご家族の存在、力、愛情には及びません。
ご家族の皆様にもご協力をお願いすることも多々あると思いますが、その際は宜しくお願い致します。
一言で言うならば...
♪住人さんの笑顔をたくさん見たい。一緒に笑いたい♪
この思いに尽きます。
住人さんの笑顔・笑い声が絶えないよう頑張っていきます。
よろしくお願いします。

■リフレッシュ(事務員のブログ)
2009/2/20
 初めまして。事務員をしています長友です。
もうすぐ入職して2年になりますが、またまだ事務員として至らない部分も多々あり落ち込むこともありますが、そんな時は住人さんとふれあい、癒されながら日々頑張っています♪
先日、まとまった休みを頂戴し沖縄旅行に行ってきました。
初めての沖縄は、町並みや雰囲気も名古屋とは全然違い、想像通りの沖縄らしさがありました♪
 沖縄と言えばキレイな海が印象的ですが、本当に青く澄んでいてとてもキレイでした☆ いくつか見た中でも特に北部の海は、ただ青いだけでなく海全体が青色のグラデーションになっていて、すごく感動し住人さんにも見せてあげたいな~と思いました(^^)♪ 実際、何人かの住人さんに写真をお見せしたら「すごくキレイだね!」と喜んで頂けました。
沖縄滞在中は寝る間も惜しんで朝早くから夜遅くまで活動していたので体は疲れましたが、最高のリフレッシュ休暇でした。

 
■研修に参加して(ユニットリーダーのブログ)
2009/3/21
 3月14・15の2日間、神戸で開催された “気づきを築くユニットケア全国実践者セミナー”に参加させて頂きました。その名の通り、国内130を超す施設による実践報告という形での研修で、私と同じ立場の職員さんの生の声、悩み、感動を直接感じることができたとても充実した研修でした。
歩んできた道のりは、ひとりひとり皆違います。今、“その人の人生・生活に関わることの重大さ”をひしひしと感じています。
 住人さんは私達の人生の大先輩ですし、今までの人生には楽しかったことや、喜ばしいことだけではなく想像を絶する苦労や悩みも多かったと思います。
私達は縁あって住人さんと時間を共有させて頂いていますが、1分1秒でも永く笑顔で過ごして頂けるよう、ご本人様やご家族様の思いを大切にし日々改善していきたいと思います。
“スタッフの成長なくしてケアの成長なし” と研修でも一喝されました。皆様の指導を頂戴しながら日々成長できればと思います。
                                               ユニットリーダー  上平
 

■研修に参加して(看護主任のブログ)
2009/4/1
 去る3月17日、東京での“ユニットケア研修フォーラム”に参加させて頂きました。
当日の参加者は約1,300名。全国各地からみえていました。(といっても会話した訳ではなく言葉の感じが..)1日だけの研修だった為、ちょっと物足りないかな...と感じました。
認知症については、あの「長谷川式簡易スケール」を作られた長谷川和夫先生の講義を聴くことができてしても興味深いものでした。
第二幸楽荘OPEN当時の研修でも学習した言葉遣いなど改めて再確認...。
 
 長谷川先生のご家族にアルツハイマーの方がみえたそうです。この道の専門家である先生は、被害妄想や徘徊の現れたその方に対し、他のご家族の期待に応えようとかっこいいセリフを一生懸命考えていると、その方のお孫さんが、「おじいちゃん、おじいちゃんは忘れてもいいんだよ。ボク達がおじいちゃんのこと覚えてるから」と言い、ハッと気づかれたそうです。認知症の方は、「自分のことを知っているから大丈夫だよ」と言ってくれる人がいるだけで安心するんだ...と。
私達の声かけが住人さんの気持ちを左右する。そう考えると怖くないですか?
今一度、ひとりひとりの住人さんに対しての接し方を見つめ直すいい機会だと思います。
 
研修の後半は“現場を変える手法、教えます”でした。
今、第二幸楽荘でユニットケアが実践できているか? といったらまだまだだと思います。(私がそうだから..)研修を受けて余計にそう思いました。(エラそうにスイマセン)
他施設の人も、どうしても従来型のケアになってしまうと悩んでいる人がほとんどでした。
ユニットケア...難しいですよね。
 
まず現場を変えようと思ったら
1.自分自身が変わること(理念を持つ)
2.他からの情報を収集し学ぶこと
 
ユニットケアが実践できているある施設では、施設での生活が今までの暮らしの場と同じになるように
●自分達がしているケアをもし自分がされたら ⇒ 自分に置き換える
●ハード(建物・設備)のせいにしない ⇒ どうすればできるかをとことん話し合う
●何があっても決まった方針を貫き通す
この3つを徹底的に行ったそうです。
 
OPENしてまだ9か月。皆で相談し、話し合っていい施設にしていけるといいですね。
自分達のペースでゆっくりと前へ...。
ほんと エラそうに スミマセン。
                                                   看護主任  本倉
 
 ※当施設では職員間の距離を少しでも近づける為、部署・役職の垣根を超えて何でも書き綴れるノート
があります。上記の文章はそのノートに書かれた文章をそのまま転記したものです。
 


■住人さんが増えました(ある職員のブログ)
2009/7/5
 私たちにはささやかな夢がありました。それは中庭の池でカメを飼うことです。自分のペースでのんびりと甲羅干しするカメの姿が時間に追われることのないユニットでの暮らしとダブり、見ているだけでも心が和むと思ったからです。
 開設前に生活相談員とユニットリーダーが網を片手にカメ探しに出かけたものの、結局捕獲出来ずに1年が経過。ところが今朝、施設長が出勤途中に川べりを散歩していた体長25センチのアカミミガメ(ミドリガメが成長したものをこう呼ぶそうです)と遭遇、見過ごすと後々後悔すると思い慌てて捕獲したそうです。早速中庭に放し、現在6匹の金魚と楽しそうに泳いでいます。
 

■感動のひと時(生活相談員のブログ)
2009/7/10
 ↑で紹介したカメの話です。ここ2~3日、中庭のあちこちに穴を掘る行動が見受けられました。その都度職員が埋め戻していたのですが、昨夕のこと、何気なく中庭を覗くと植栽の隙間で小刻みに身体を震わせているのです。近くに寄ってもその場を動こうとしません。なんと産卵をしていたのです。後ろ足を巧みに使って産み終えた卵に土を被せ、お腹でその土を踏み固めた後はフラフラになりながら(私にはそう見えました)池の中に戻って行きました。
 ウミガメの産卵は何度かテレビで見たことはありますが、実際の産卵風景をこの目で見ることは想像だにしていなかったので、その場に立ち会えた感動と興奮で胸が一杯になりました。
 インターネットで調べたところ、平均的な産卵数は10個以上、早ければ2ヶ月程度で孵化するとのこと。無事孵化してくれればと思う反面、10数匹も孵化したらどうしよう、と思っています。
  

■私にとっての先生(ユニットリーダーのブログ)
2009/11/13
~自分の感受性くらい/茨木のり子~
   ぱさぱさに乾いてゆく心を人のせいにはするな
   みずから水やりを怠っておいて気難しくなってきたのを友人のせいにはするな
   しなやかさを失ったのはどちらなのか苛立つのを近親のせいにはするな
   なにもかも下手だったのはわたくし
   初心消えかかるのを暮らしのせいにはするな
   そもそもがひよわな志にすぎなかった駄目なことの一切を時代のせいにはするな
   わずかに光る尊厳の放棄
   自分の感受性くらい自分で守れ
   ばかものよ
 
 20代の頃、テレビを観ていて出逢った詩です。番組で朗読されているのを見ながらタイトルと作者の名前をメモし早速書店に行ったのを覚えています。
 時々自分が「だめだなぁ~」と思う時にいつも思い出します。その本も今は何処へやら・・・。先日久しぶりに書店で探してみたら小さい本になってありました。
 だんだん年齢を重ねていくうちに怒られることも少なくなってきました。自分に“喝”を入れるためにも、責任転嫁しないためにも、この詩は私にとっての先生です。最後の2行がとても気に入っています。
 
                                               ユニットリーダー 野坂
  

■研修に参加して(看護主任のブログ)
2009/12/19
 去る14~16日、神戸での『これからの特別養護老人ホームにおける看護リーダー養成研修~尊厳ある生活を支えるケアのために~』という研修に参加させて頂きました。東日本、西日本と東西に分けてのこの研修、会場には富山以西の各府県から77名の参加者があり、皆看護の大先輩ばかりで圧倒されました。
 研修内容は講義とグループワーク。特にグループワークでは『部署間の壁 ~看護・介護間の壁の原因は看護側に原因がある~』という問題提起のもと話し合いを行いました。
 特養で働く看護師は病院勤務経験者が多く、医療の側からの見方しかできず、特養での看護師の役割を理解していない人が多い...、確かにそうだなと思いました。私は特養勤務5年弱ですが、未だに理解しきれていない部分があります。その話をすると、「それを乗り越えると特養が面白くなるよ!」と言われ...う~ん。『もっと勉強したほうが...』とか『このまま特養にいていいのかな?』と思う事も少なくありませんでしたが、面白くなるまで頑張ってみようと思います。
                                                   看護主任  本倉


↑このページのトップへ戻る
ごあいさつ | 事業内容 | 施設紹介 | 料金案内 | トピックス | 施設長ブログ | スタッフブログ
トップページ | プライバシーポリシー | 採用情報 | リンク集 | お問い合せ